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2017.12.17
川口市の紹介 その2

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《伝統産業》

 

鋳物は川口市を代表する産業の1つで、歴史は古く、江戸時代に確立された地場産業です。

鋳物工場は市の南部地域を中心に発展、数々の鋳物製品を作り出してきました。

 

大消費地東京と隣接する好立地条件や、伝統技術、頼まれたらやり抜く職人気質、

旺盛な研究心と負けじ魂などによって、

かつては全国一の『ものづくりの街・川口』を博しました。

鋳物工場は最盛期に比べ少なくなりましたが、今も川口にはものづくりの伝統が息づいています。

 

 

《植木産業》

 

植木は、台地の風土に守られながら市内北東部の安行地域を中心に栄えてきました。

その台地は標高20メートルの起伏に富んだ洪積台地。

関東ローム層の赤土を活用し、挿木や接ぎ木、室での貯蔵などの技術が生まれました。

 

江戸時代になると、水運を利用してその技術は江戸の街に運ばれ、

安行(あんぎょう)の名が広がりました。

現在も、松や伽羅などの枝ぶりを美しくする仕立て物や、移植しても根を枯らさない根巻きなど、

長年の間に培われた伝統技術は安行流といわれ、国内外で高く評価されています。

 

《日光御成道》

 

 

日光御成道は、江戸時代に将軍の日光社参のために整備された街道で、

現在の川口市内では国道122号線と県道105号線のルートにあたります。

 

川口と鳩ケ谷は、日光御成道の宿場に選ばれ、

人々が行き来する街道の宿場町・商業の町として繁栄してきました。

また2つの町は、江戸に向けての植木や釣竿、織物といった伝統産業の供給でも

力を貸しあってきました。そして、鳩ケ谷地域が川口市に加わったことで

川口と鳩ケ谷がこれまで以上に一体となるような街づくりが進められています。

 

 

 


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