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2017.12.17
川口仏教会 歳末助け合い托鉢行

 

こんにちは、住職です。

 

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12月15日(金)に川口仏教会が各宗派
(曹洞宗・真言宗・日蓮宗・浄土宗・浄土真宗 等)の法衣で
JR川口駅デッキ上と川口郵便局前にて
歳末助け合い募金・托鉢を行いました。
参加できない年もあるのですが今年は参加できました。
 
 
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川口駅のデッキ上と川口郵便局前の二手に分かれて募金を呼びかけるのですが、
私は川口駅前に立たせていただきました。
 
途中、当寺のお檀家さんが通りかかり、募金していただけました。
一時間という短い時間ですが、風が冷たく、終わるころには手がかじかんでしまいました。
 
初めて参加したのは10年以上前ですが、
寂しいことに募金していただける人の数が減ったように思われます。
しかし、募金しようというお心が減ったのではないと私は思います。
川口仏教会という聞きなれない団体ですし、
ICカードやスマートフォンの普及で小銭を持たない、パッと取り出しにくい、
という事情もあるかと思います。
 
 
 
毎年12月15日は曜日に関係なく川口市の川口神社で酉の市(おかめ市)が開催されるので
たくさんの人が駅前に出ます。
歳末助け合い募金は酉の市に合わせて行っていますので、
また来年も我々の姿を見かけましたら募金をお願い致します。
 
托鉢と募金は厳密には違うのですが、
曹洞宗のお坊さんは托鉢でお金を入れていただいた後に
呪文のように聞こえる言葉を唱えます。
これは施財偈といって
 
財法二施、功徳無量、檀波羅蜜、具足円満、乃至法界、平等利益
 
と唱えています。
意訳ですが、
 
「物を施し、法を施すという二つの布施行は素晴らしい功徳がある。
施しの行をすることによって、満ち足りた想いを得られ、
この行いによるご利益は全ての世界に向けられます。」
 
といった意味になります。
「施す」という行為の尊さを端的に表現していると思うこの施財偈を
もう少し伝えられればなと感じました。
 
お預かりした募金は川口市社会福祉協議会に納めて役立ててもらっています。
 

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