2019.03.11
進路学習 講師
先月、知り合いの学校教諭に頼まれ、
市内の中学校で進路学習、ゲストティーチャ―講演会にて
講師を務めさせていただきました。
最初にお話をいただいた時、お引き受けして大丈夫かな、と不安いっぱいでした。
一か月ほど前にいただいた依頼文には
「各講師の方々に20分くらいの講演をお願い致します。
職業体験を終えた中学一年生が、これから自分たちの進路を考える際に、
どんな職業があり、どのようにその夢を叶えていかれたのかを伺いたいと考えております。
なぜ、その仕事を選ばれたのか。
どのように学び、夢を実現されたのか。どのような時にやりがいを感じられるのか。
など中学一年生の生徒が理解できるように講義していただけると幸いです。」
とあり、一読してからこれは大変かも…、と改めて感じました。
他の講師さんは警察官・整体師・商社・建築士・システムエンジニアといった方々です。
2週間ほど前から当日お話する原稿を作成して、
妻と二男(小6)に聞いてもらったり練習をして臨んだのですが、
20分内で話したい事を話しきるのが難しかったです。
どういう経緯で今のお寺の住職になったのか、
住職になると決めたきっかけは何だったのか、
どういう勉強をしたくて大学に進んだのか、
永平寺ではどういう修行をしたのか、
住職と大事なことは何か、何を大事にしているか、
「いのち」の有難さについて、
と話したいこと、伝えたいこと、を少し欲張ってしまったかもしれません。
今回の依頼をいただいた後に先輩にされたアドバイスが
「話をいかに削るか」だったのですが、
講演が終わった後にこの言葉が身に沁みました。
今回私はせっかく学校でお話できるのだから、
と張りきり過ぎていたのかもしれません。
伝えたいことがしっかりと生徒さんたちに伝わったのが不安でしたが、
後日送付していただいたお礼のお手紙を読んでいると
私が伝えたかったことがうまく伝わっていたようで少し安心しました。
大変でしたが、講演後には花束までいただき、
凄く良い経験をさせていただきました。
2019年3月11日 11:38 AM | カテゴリー: お知らせ